(有)茨城白菜栽培組合における総合的害虫(有害生物)管理への取り組み
IPM(総合的害虫管理)とは
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私たちが生きてゆくためには農業は必要不可欠なものですが、農作物を栽培すれば、それをエサとする昆虫、動物が
増えることも自然の摂理です。
多くの人に喜んでもらえる作物をつくるためには、こうした害虫から作物を守ることは大切なことですが、
農薬のみにこうした防除を頼った結果、本来環境を守り、私たちの健康をおしすすめてゆくための農業も、
あるべき姿から離れてしまうことになりました。
こうした化学的防除の成功と失敗を踏まえた反省から、現時点で考えられる理想的な防除法を、探って行かなくては
なりません。
先駆者により、日本でもすでに1970年代よりIPMの理念が芽生えています。かつてのような害虫の「消毒」ではなく、「管理」という考え方が
進んでいるところです。また、農薬を減らす方向を示しつつ、しかし人口を養うという農業の目的とも調和させるため、無農薬ではありません。
防除対象とする生物以外には影響の少ない新規農薬や天敵などの価値を正統に評価し、さまざまな防除法を「有機的」に組み合わせて
畑にいるムシの発生をコントロールすることを目指します。
ちょうど、先端技術と人間や細胞の再生能力を利用した「再生医療」のように、生態系のもつ安定性を利用し、新しい研究成果や技術をも
応用させた農業を探って行きたいと思います。